Monthly Archives: 11月 2014

Collins KWM-2Aについて

コリンズのアマチュア用として発売された無線機としては絶大な人気を誇ったトランシーバーです。

ダイヤル機構やNFB回路を使ったファイナルステージなど、マニアもうならせる一台。

KWM-2A

KWM-2Aは、前モデルのKWM-2をベースに改良が施された一台です。

実際に二つを並べてみると各所に違いを発見することができます。具体的な部分としてはまず送受信の周波数帯域のセレクターダイヤルが左上に取り付けされています。バンドスイッチの白いディスプレイ窓が上に取り付けされているツマミによってスライドし、14バンドx2の28バンドとなり、水晶片もその数にあわせて実装することができるようソケットが内部に用意されています。中央にあるメインダイヤルは1周100kHzのダイヤル板が2回転し、2000kHzをカバー。ダイヤルの左右にはエキサイター・チューニング、プレートおよびロードのチューニングが同芯2軸のツマミでできるようになっています。

KWM-2A専用のAC電源としてPM-2というもの存在しました。

両側にアームがあり、本体の筐体とカバーの間にこのアームが入り込み、ロックネジで取り付けできるようになっています。本体との接続はソケットでソケットのような形で簡単にセットアップできます。

 

買取需要について

あらゆる無線機や、コリンズのモデルの中でも安定した人気を誇る一台です。

難ありや現状品については5~10万円程度が相場とされています。完全に動作が問題なく非の打ち所ない綺麗な外装といった個体については20万以上の査定が可能となっております。

99式飛1号無線機について

陸軍航空隊が遠距離通使用の航空機用通信機として使用したのが、99式飛1号無線機です。

99式飛1号

飛1号に96式というものもありますが、実際に使用されていたのはほとんどが99式で、紀元2599年に仕様が変更されたことがきっかけに99式という名がつけられました。

本来、この無線機は戦闘機部隊の指揮官の機体に取り付けされ、主に基地局との交信に使用されていました。

また、同じ99式でも、受信機においては1と2の二つの種類があり、1型にはダイヤルのカーソル調整ノブがあり、2型にはそれがないといった違いがあります。

回路については、送信機はUY807Aの真空管を3本使った構成で、そのほかには変調管1本、出力兼発信管として2本発信回路には水晶を使っていました。

電源部は航空機にあわせて直流12Vか25Vを直流型ダイナモでB電圧とヒータ電源を作り、送受信機に配給する形となっています。アンテナには固定式と垂下式の指定があり、航空機への搭載はスプリングで吊る方式をとり防振対策が配慮されています。

ちなみに、戦時末期にはム-51という名称もありました。

 

買取額について

現在の99式飛1号は中古需要があります。

具体的な買取額としては、ジャンク品の場合で1~2万円

綺麗な状態の場合は程度によって大きく左右するため、お問い合わせください。