National HRO-5について
パネル中央の大型PWダイヤルとRFコイルのプラグインシステム 実にシンンプルでありながら独特の魅力を放つ名機。
中央に見えるのがHRO-5の特徴でもあるPWダイヤルで、大きさは直径でおおよそ117mmと結構の大きさがあります。10回転で1バンドをカバーしている。その下にはプラグインユニットが取り付けされている。
パネル側にRF同調用バリコン、左側にはクリスタル・フィルターが置かれています。
手前にあるシールドケースはIFTであり、RF信号は流れ右から左となっている。メタル管の頭のアルミキャップはシールドとなっている。
パネルの操作部としては、前面から見て右の上にはフェージングや選択度があり、その下にはスナップスイッチが置かれています。それはb+のトルグスイッチとなっており、そのしたのノブはオーディオゲインの調整。そして一番したにあるのはBFOの調整ノブとなっています。メインのダイヤルは左にある。
HRO-5の買取り需要
米国製の軍用無線機としては比較的定番となっており、様々なるモデルの中でも比較的流通量の多いHRO-5。経年によって故障してしまっている個体も買取り対象となります。完全な動作品の場合は買取り額5万円、レストアベースとなっていると2万円ほどが中古相場となっています。